上記の検索で「A47L 7/00 A」「液体を吸上げるのに適した吸引掃除機」の特許文献を見ることができるようになりました。
ここでは、もう少し踏み込んだ検索を検討します。
仮に、検討中の技術が、掃除機に吸引された気体と液体を分離させる構造に特徴があるとします。
すると、掃除機以外の技術分野にもそのような構造はありそうですし、その技術分野も検索したほうが好ましい場合があります。
上記「A47L 7/00 A」でヒットした特許文献を読んでいくと「気液分離」などのキーワードが出てきます。
これらの文献に記載されているFIには、例えば以下のものがあります。
B01D45/00 重力,慣性力または遠心力による,ガスまたは蒸気からの分散粒子の分離
こういったFIも必要に応じて確認することにより、包括的な調査することができます。
また、気になる文献があったとき、その文献の経過情報から審査に使用された引用文献を調べることにより、関連する文献を探すこともできます。
さらに、特許分類による検索だけではなく、キーワードを用いた検索を併用することもできます。
このように、多面的な検索をすることで検索漏れを少なくすることができます。